私は社会保険労務士試験に2年目のチャレンジにて合格しました。1年目の試験直前に感じたことを振り返ってみます。
社会保険労務士試験の成績
まずは、社会保険労務士試験の成績から。
◇1年目
勉強時間:772時間、選択式:28点、択一式:44点
⇒不合格 選択式割れ有り&択一式1点足らず
◇2年目
勉強時間:604時間、選択式:33点、択一式:55点
⇒合格
勉強スタイル
1年目も2年目も直前期に勉強時間を積み上げていく直前期追い込み型です。
というのも、私が取得したどの資格も同じなのですが、長期間コツコツ勉強するよりも直前期に一気に追い込む性格なのです。
理屈からも経験からも追い込みの方が記憶には定着しやすいです。違う言い方をすれば、問題演習なら短期間で高速回転をすることが可能です。そのため、メリットとしては短期間で記憶を何度も上塗りすることができます。勉強時間を短く効率的に合格したい方には良い勉強法かもしれません。
ただし、デメリットもあります。直前期なので間に合わない可能性も高いです。1年目の私がまさにこれでした。あと1点に泣きました。
1年目の本試験までの気持ちの推移
1年目はエンジンがかかったのが遅過ぎて、「本試験に間に合わない」と思って勉強していました。模試も2回受けましたが、合格圏どころか2回とも「C判定」でした。1年目の気持ちの推移は次の通りです。
◇1回目の模試
「全範囲終わっていない上に選択式は手つかず、択一式でそこそこ取れればOKかな」
⇒選択式:C判定、択一式:C判定、総合:C判定
◇2回目の模試
「選択式に力を入れたから、選択式の得点が前回より伸びれば良いかな」
⇒選択式:B判定、択一式:C判定、総合:C判定
◇8月に入って
「やれるとこまでやろう。結果は二の次で。」
⇒エンジンかけて追い込み体制へ。
◇本試験の2週間前
「もしかしたら間に合うかも」
⇒間に合うかもとの手ごたえを感じ始め、「合格したい」との欲が芽生えてきました。
◇本試験の1週間前
「間に合わせる!」
⇒バラバラだった知識が頭の中でつながっていく感覚があり、実力がついてきているなと実感する。
◇本試験前日
「あと1週間欲しかった」「あと1週間あればいける!」
⇒実力がついてきている実感はするものの、やはり全範囲を覚えるには時間不足。知識に穴があることも自覚。
◇本試験当日
「合格しても1点勝負だな」「あとは運頼み」
⇒気持ち的には落ち着いて本試験に臨む。
◇午前の選択式終了
「ギリギリ7割取れたかも、もしかしたらいける?」
⇒この時点では、選択式で割れていることを知りません。
◇午後の択一式を解きながら
「もしかしたらギリギリ受かるかも」
⇒同じく、選択式で割れていることを知りません。
◇択一式終了後
「ふー、終わった。さて、どうだろう。」
⇒終わった瞬間は、五分五分で合格してるかもと思っていました。
◇択一式帰り道
(解答速報を見て)「終わった…」
⇒選択式で割れを発見。あっさりと終わりました。
◇本試験後
「やれるだけはやったな、悔い無し。」
⇒直前期の追い込みではやれることはやったとの実感があったので、悔いはありませんでした。
ただ、「もう少し効率的に勉強出来たな」「あと1週間早くエンジンかけられていたら」との思いがありました。そのため、選択式の割れは怖いなと思いつつも、再チャレンジしようと決めていました。
社会保険労務士試験2年目へ
しばらく休んでから2年目の勉強に入ることとしました。教材選びなどしながらのんびりと過ごしつつ、2年目へのチャレンジとなります。
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